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鍵盤 (入力装置) : ウィキペディア日本語版
鍵盤 (入力装置)[けんばん]
鍵盤(けんばん)は道具装置操作するために、手、手の指、足、または棒などで動かす取っ手やボタン、踏み板(それらをキー(けん)という)を並べたもの、ないし、それを備えた入力装置を言う。
印刷電信機の送信部、タイプライターの操作部、テレタイプ端末の操作部、コンピュータのタイプライター状の文字入力装置などとして使用される。
== 印刷電信機 ==

1850年代にDavid Edward HughesとGeorge May Phelpsが実用化した印刷電信機では、ピアノ状の2段鍵盤が採用されており、上段(黒鍵側)にはA~Nが、下段(白鍵側)にはZ~Oが配置されていた。各キーがスイッチとなっており、電流のON/OFFの長さを変えることで、受信側での印字を変化させる仕組みであった。(United States Patent No.26003 )
1870年代にJean Emile Maurice Baudotが実用化した印刷電信機では、キーの数は5つに減っており、その組み合わせで31種類の信号(いわゆるBaudot Code)を発生する仕組みとなっていた。この後、1905年にDonald Murrayがタイプライター型キーボードを使った印刷電信機(のちのテレタイプ)を完成し、印刷電信機のキーボードはタイプライターと同じ並びとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鍵盤 (入力装置)」の詳細全文を読む



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