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鍵盤 (入力装置)[けんばん] 鍵盤(けんばん)は道具や装置を操作するために、手、手の指、足、または棒などで動かす取っ手やボタン、踏み板(それらをキー、鍵(けん)という)を並べたもの、ないし、それを備えた入力装置を言う。 印刷電信機の送信部、タイプライターの操作部、テレタイプ端末の操作部、コンピュータのタイプライター状の文字入力装置などとして使用される。 == 印刷電信機 ==
1850年代にDavid Edward HughesとGeorge May Phelpsが実用化した印刷電信機では、ピアノ状の2段鍵盤が採用されており、上段(黒鍵側)にはA~Nが、下段(白鍵側)にはZ~Oが配置されていた。各キーがスイッチとなっており、電流のON/OFFの長さを変えることで、受信側での印字を変化させる仕組みであった。(United States Patent No.26003 ) 1870年代にJean Emile Maurice Baudotが実用化した印刷電信機では、キーの数は5つに減っており、その組み合わせで31種類の信号(いわゆるBaudot Code)を発生する仕組みとなっていた。この後、1905年にDonald Murrayがタイプライター型キーボードを使った印刷電信機(のちのテレタイプ)を完成し、印刷電信機のキーボードはタイプライターと同じ並びとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鍵盤 (入力装置)」の詳細全文を読む
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